量的金融緩和論の終り
2016-12-15


このブログでは過去アベノミクスの行く末について懐疑をとなえ[LINK]浜田宏一の資質について疑問をてきた。

 

イエール大学における浜田宏一については「浜田先生は日本から来た若い学者に対して非常に面倒見が良い」とか「浜田夫人がプライベートには浜田の言動について『あの人何を言ってるんでしょうね』といっている」とか言った噂話を彼の学者仲間からきいていた。ここに来て浜田が御用新聞日経のインタビュー記事で「私がかつて『デフレは(通貨供給量の少なさに起因する)マネタリーな現象だ』と主張していたのは事実で、学者として以前言っていたことと考えが変わったことは認めなければならない」(1115日)といったことが掲載されるに至って、アベノミクスのAつまりは金融緩和政策の部分を支えてきた人たちの間で、12/13の朝日新聞によればリフレ論者たちを失望させ、政府幹部や経済学者たちをあきれさせているそうだ。浜田は12/9発売の文藝春秋2017新年特別号で「『アベノミクス』私は考え直した」という文章を発表している。浜田が自分の言説に責任を持つ態度を示したことには敬意を表しておく。

 

もっとも私はこのブログで浜田のことを狸爺扱いにしているくらいなので、浜田の文章を読むため文春を買おうとまでは思っていない。しかし、丁度浜田の立場を批判的に解説した池田信夫の文章[LINK]

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