がウェブに出ているので、ここではそちらのリンクを掲載しておく。ちなみに日経は御用新聞の面目躍如で、今日現在浜田の転向についてのフォローアップ記事を掲載していない。
私はアベノミクスは確かに1、2年くらいは円安による輸出企業の収益改善により経済に上向きの効果をもたらしたと思う。しかしこれは低賃金のパート従業員の雇用の増大をもたらしたり、東京都心部など一部の地域での不動産価格の上昇をまねいたとしても、経済全体の持続的な好転につながるところまでは行っていない。浜田もこんなところが気になったのだろう。
ここでリフレ派第2波が出張ってくる。彼らの言い分は財政出動だ。
私はよく山梨県に行くことがある。ご承知の通り山梨県は山深いところだ。中央道を通って山梨県に行けば、八王子を出て上下線とも渋滞の原因のボトルネックとなる小仏トンネルを越えると相模川の渓谷沿いの河岸段丘上の都市上野原、大月と続き、やがて笹子トンネルを抜けてようやく甲府盆地に入る。甲府盆地に入ったあたりの勝沼から終わるあたりの双葉までは直線距離で20キロ程度しかない。その双葉からの上り勾配を越えれば長野県に入る。その甲府盆地から太平洋岸の静岡県側に向かう道がいくつかあるが、富士川沿いに静岡側に向かう国道52号を除けばどの道も何度もS字型にカーブしながら峠を昇り降りしている。いずれも東京の人間の目からすれば大した交通量ではない。そのなかでもかなりマイナーな峠越えの道が、村おこしでは結構歴史のある旧芦川村[LINK](現笛吹市芦川町)という人口が1,000人にも満たない寒村を通る県道36号だ。峠越えの道がなかった標高1,000mを超えるこの山里に、
2010年に山の向こうの河口湖町に抜ける長さ2,615mの若彦トンネルが供用開始された。何でこんなトンネルが必要なんでしょう?建前は「
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