これまでこのブログで二度TPPについて書いてきた[LINK]。いずれも「日本では何故
ヨーロッパで 問題になっているISDSのことが問題になっていないのだろうか?」
という視点で書いた。ISDSとはinvestor-state dispute settlement投資家対国家の
紛争解決手段のことだ。「紛争解決手段」とは具体的に言えば「民事的な国際審判
で審決を得る」ことだ。
ところが6月2日に日本外国特派員協会(以下FCCJ)で山田正彦元農水大臣と
岩月浩二弁護士の反TPP訴訟についての記者会見をきいて「実は日本ではISDS
を問題にしている人たちがいて、彼らの声が日本のマスコミに反映されていない
だけなのだ」ということがわかった。ここで示したリンクに出ている
TPPには、投資相手国の規制などにより企業や投資家が損害を被った場合、
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