適材適所は世界中から
2009-12-07


毎週日曜日になると香港島のビジネス街セントラル(中環)、ビクトリア公園、対岸の九龍半島のツィム・シャ・ツイ(尖沙咀)の香港カルチャラル・センター(香港文化中心)といった場所はフィリピン人のお手伝いさんたちに占拠される。彼女たちは三々五々と集まりビルの入り口の階段などに座って弁当を食べたりクニの言葉で(フィリピンにはメジャーな言語だけで10言語が存在する)おしゃべりに興じたりして一日を過ごす。人口700万人の香港には約14万人のフィリピン人女性がお手伝いさんとして働いている。彼女たちは香港特別行政区政府入境事務処の定める英文の標準労働契約Standard Employment Contractに基づき2年契約で香港に働きに来ている。香港には約25万人のお手伝いさんが働きに来ているので、フィリピン人のお手伝いさんはお手伝いさん人口の半分強を占めるということになる。

 

香港政府のウェブサイト

[URL]

によればお手伝いさん導入にかかわる条件は以下の通りだ:

 

1.       


続きを読む

[時事英語]
[国際事情]
[経済・社会]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット