英語は難しい--「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」再々々訪

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Mumbaikar ― 2013-04-21 13:40
表示していないが「わたくしの感覚では,メチャクチャだよ英語,です。他の言葉とくらべると,表記と発音との決まりがほとんどなく,難しいと言うより,コマッタもんだと。 」というコメントを頂戴しているのでひとこと。

英語はその実ケルト語、ドイツ語に近いアングロサクソン系の言語、フランス語に近いノルマン系の言語の寄せ集めで、その結果一つの概念にいくつかの呼び方があったりする。例えば「森」を英語ではwoods(ドイツ語ではwald)ともforest(フランス語ではforet)ともいう、という具合だ。これはBritish
Isles英国諸島が様々な民族の侵略を受け、その結果現在の英語が成立しているからで、従い文法のほうもあれこれ混入した結果ルールがおよそ存在しない状態だ(何で例えばヨーロッパの中央にあって、アチコチの侵略を受けているはずのフランスの言葉が英語のようなことにならなかったのか言語学者の説をきいてみたい)。ただ大きな特性は「ルールはないも同然だが、文法を無視すればある程度のことは何とか通じさせることができる」というアバウトさがあるところではないかと思う。

ただそのアバウトさに甘えてはいけない。英語はその言葉の使い方次第で、使い手の教養や出自を相手に比較的容易に伝えてしまうからだ。

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